老害だけどゲーミングPCのことが少しわかってきた その2

パソコンショップセブンのカスタムオーダーを、

シミュレーター代わりにいじくりながら色々と勉強しております。

 

手前味噌ですが、なんでパソコンが光るの?

とか言ってた頃に比べたら、

少しはマシになったのではないかと思います。

 

そしてある時、私は一足飛びにある真理に到達しました。

PCパーツの構成を相性やら性能の組み合わせで取捨選択していくのと、

名作ロボゲー「アーマードコア」のカスタムは同じようなものだということに。

 

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アーマードコア


フロムソフトウェアのロボカスタム対戦ゲーム。

最近のシリーズ作品にはついていけなくなってしまいましたが、

初代プレステの頃には、楽しく遊んでいた思い出深いゲームです。

 

重武装ロボにしたければそれを支える頑丈な脚部と、

重たい発電機の内蔵が必要になり、

結果として機動力を犠牲にしなければならない、とか。

 

逆に軽快なフットワークを確保したければ、

軽装かつ軽装甲となり、防御力の低い

機体にならざるを得なくなるとかそういうやつ。

 

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PCケースのサイズで搭載パーツの大きさの限度が変わる。

選んだマザーボードによって拡張可能範囲が変わる。

 

まだスロットに空きがあるからメモリを増設しよう。

性能を上げたら発熱も悪化したので強力なクーラーを追加しよう。

 

CPUとグラフィックボードを高性能にしたら、

消費電力が使っている電源の電力を上回ってしまった。

安定させる為に電源を積み替えよう。

 

こういうの、なんかやったことある!

昔アーマードコアでやったことある!

 

これだ!と思いましたね。

早々に真理の扉を開いてしまったなと。

私は早速パソコンの大先生に聞いてみました。

 

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ほらみて!

お墨付きを頂きましたよ。

自分の天才っぷりがちょっと怖くなりますね。

 

なんか遠回しにお前は未だに90歳のゲーマーグランマ以下だけどな

と嫌味ったらしく言われたような気もしますが、

ちなみにこの大先生はなんでも5、60万もする

ゲーミングノートPCを持っているガチ勢なので私は逆らえません。

 

ククク、今はな。

 

さあ思い込みの力でしょうか。

一気にパソコンの各パーツが身近なものに感じられました。

ここからは購入に向けてのド素人の覚え書きを書いていきます。

 

「CPU」

 

CPU業界では長年玉座にふんぞり返っていた「Intel」

高い性能と低価格の両立で猛追撃を見せる「AMD」

の、どちらかを選ぶ流れのようです。

 

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「Intel」「Coreシリーズ」ゲーミング性能が高いらしい。

長年玉座にいただけあって様々なソフトやアプリとの相性もいい。

 

が、その殿様商売っぷりが祟られたのか、

昨今のAMDの奮闘と比較してボロクソに叩かれてるのを見る。

同じ性能帯で比較すると確かにちょっとお値段も高い

 

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「AMD」「Ryzenシリーズ」はPCで色々やるクリエイター向け。

3Dグラフィックだとか映像の編集とかに優れている。

YouTuberなんかを目指して色々やるならこっちのが良いっぽい。

 

「Coreシリーズ」と比べると同じ性能帯でもより低価格なのが目立つ。

それでいて性能だって安かろう悪かろうではないらしい。

それって「AMD」の圧勝なのでは。

 

そういえば以前、敬愛する友人のサーモン先輩もこう言っていた。

 

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「インテル?クソだね」

 

さて、このCPU。

PCパーツの中では一番大事なところ・・・だと思うんだけど、

私のようにパソコンでゲームを遊ぶことが第一として考えると、

「Intel」を選んだ方がいいのかなと漠然と思っていた。

だってゲーミング性能に優れているって書いてあったんだもの。

 

でも大差ないだろう、という結論に達した。

CPUをRyzenにしてPCゲームを遊んだ場合、

Coreシリーズと比べてあからさまに劣化するんだろうか。

 

そんなことはないだろう。

そうならもっと大騒ぎになっていそうなものだし。

 

じゃあ一体何を気にして、どちらを選ぶべきか。

やっぱり値段かな、と思いました。

性能はある一定以上のものならさほど気にしなくても良さげなので。

 

Intelにせよ、AMDにせよ、

フラッグシップモデルとなるCPUを買うつもりはありませんでした。

まず値段が高いし、その値段に見合った用途は自分にはないからです。

 

ちなみに今使っているのはPCデポで5万で買ってきた、

現在使用3年目の一体型パソコンです。

性能はこれ。

 

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きっと性能的にはUNKOなのでしょうね。

でも軽いネットサーフィンと、

ちょろっとネットフリックスで動画を見る程度なら

これで特に不満はなかったりするんです。

 

今のようにパソコンでゲームやりてえ!って思い始めなければ、

壊れるまでずっと使っていたと思います。

 

CPU性能が高いことはそりゃいいことなのでしょう。

でも消費電力もあがるし、発熱もあがるらしい。

それをカバーする為に良い電源、良いクーラーを揃える必要が出てくる。

そうなるとトータルの値段がめっちゃ高くなる。

イヤアアアアアア

 

まずは自分の身の丈に合ったCPUを選ぼう。

値段と性能のバランスを考えよう。

そう思って色々と比較してみました。

 

出てきた候補がこちら。

 

Intelなら「Core i7-10700」

2.9GHz / 4.8GHz

65W

 

AMDなら「Ryzen 7 3700X」

3.7GHz / 5.3GHz

65W

 

電力控えめ、発熱控えめ、お値段控えめの各社のお手頃モデル。

比べるとRyzen7の方がいいかなと思っています。

 

クロック数(ドラゴンボールの戦闘力的なやつだと思う)もさることながら、

Ryzenの方が各ショップのセール値引き価格がなんかエグい。

セール次第ですが、トータルで5万変わってくると笑うしかない。

 

まとめると、IntelとAMDの熾烈な値下げ合戦にうまいこと乗って、

自分の身の丈にあったCPUを安く買いたいなと思っています。

 

あれ、CPUだけで長くなっちゃった・・・

アーマードコアの話なんてするんじゃなかった・・・

 

 

「メモリ」

 

これはですね。

 

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「32GBにしろ 絶対に32GBにしろ」

 

という大先生の教えがあるのでその通りにします。

16GBだと随分値段も手頃になるみたいですけどね。

 

16GBだと近い将来が心配だ。

でも64GBは手に余る。

じゃあ32GBにするぜ、というパーフェクトなチョイス。

 

 

「グラボ」

 

これもですね。

 

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「RTX2070SUPERにしろ、まあ俺様は2080だがな」


というパソコンの大先生の教えに従っています。

NVIDIAのRTX2070 SUPERというグラフィックボード。カード?

調べれば調べるほどに性能と価格のバランスに優れている。

 

これまたフラッグシップモデルを選んで

大画面の4K画質で・・・なんて大それたことは考えていません。

憧れはしますが、値段が凄まじいので。

 

となると、中堅クラスの2070SUPERで十分。

中堅と言っても自分にとっては十分過ぎるグラフィック性能です。

 

ただ気になるのはNVIDIA製の次世代グラフィックボードが

近々何かのイベントで発表されるかも・・・という噂。

 

www.nvidia.com

 

これに伴い、旧型となる2070SUPERが大幅値下げするなら嬉しいですし、

2070SUPERに相当する次世代モデルを買う選択もアリかもしれません。

 

だってそうなったらグラボでマウント取って煽れますよね?

 

「大先生まだそんな2080なんて使ってんスか?

 うわあ、2000番台だよ時代は令和ですよ令和

 初心者ですら3000番台の時代になんかガッカリだなあ」

 

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「・・・・」

って。

こんなの想像しただけで楽しいじゃないですか。

胸がスカッとしますよね。

 

あ、今の私の使ってるPCの性能ですか?

低スペックPCでも快適に楽しく遊べるという話だった

Tree of Saviorが最低画質設定でもガックガクでしたわ。

 

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ハハ・・・

 

 

あとグラボってのはアレですね。

純正のリファレンスモデルと、

各メーカーが独自のカスタムをしている

オリジナルファンモデルってのもあるんですね。

 

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NVIDIAの純正品の2070SUPER

 

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GIGABYTEの2070SUPER 性能ちょいアップでファンが3つ

 

これも最初は混乱したんですけど、

要はウイスキーのボトラーズブランドと同じだな、と

思い至ったらすぐにわかりました。

 

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蒸留所から原酒を買い込んで独自に育てて売るボトラーズ文化

 

これも値段が随分違うんですね。

純正からギガバイト製にすると、1万円以上価格が変わってきます。

独自のカスタムで性能と発熱の上昇に伴い、ファン数も増えたらしい。

 

これもね。

リファレンスでいいかなって思ってます。

安く済んだ分、高価な空冷ファンを搭載した方がいいかなって。

 

全パーツの特徴をメモ代わりに書き残しておこうとしたんだけど、

なんだか長くなってしまったので、続きはまた改めて書きます・・・