PSO2と極道の思い出
PSO2ことファンタシースターオンライン2。
思い出を語るほど古いタイトルではなく、
今も運営中の基本無料のオンラインゲームであります。
私自身PSO2を深く語れるほどにのめり込んだ訳でもなく、
じゃあこの度はわざわざ何を書くつもりなのかと言えば、
自分の作成したキャラクターの話です。
初めに言っておきますが、
今回はいつも以上に中身がまったくありません。
ただのクソ記事です。
私はキャラクタークリエイション要素のあるゲームにおいては、
第一に筋骨隆々の白髪に髭の老人キャラの作成に臨み、
それが無理なら筋骨隆々の髭の中年で妥協します。
間違っても美少女や美女にはしません。
男キャラなんて使って何が楽しいんだよ
ゲームを遊んでいる最中は女の尻を眺めていたいだろ
世の中にはそういう女人の尻好き好色ゲーマーが多いようですが、
私は操作するキャラクターが老人でなければ
まったくやる気が起きないのだからしょうがない。
どう考えても私の趣味嗜好の方がアブノーマルだけどしょうがない。
そんな私があろうことか。
PSO2というゲームにおきまして、
魔法少女を作ってしまったのだから驚きです。
赤いランドセルを背負っていて、
腰にはかわいいピンクのマジカルステッキ。
主に回復魔法や仲間を助ける支援魔法の使い手です。
いわゆる萌えですね。
今でも萌えって表現使うの?
説明が前後しましたが、
PSO2はキャラクリ要素が本当に凄まじい。
髪型やメイクだけでは終わらず、
身長体重、顔の細かいパーツまでいじくれるのは、
まあそれほど珍しいという訳ではないのですが・・・
膨大な数が用意されている服飾品。
これらアクセサリーのサイズや、
装着する位置まで自由に設定できるところが
凄まじい奥深さというか、底なし沼を形成しています。
極端な例えで言うと
口にサングラスを埋め込むとか、
頭に鉄パイプを生やすとかそういうのですね。
そこまでくるとプレイヤーのセンスも問われますが、
どこかで見たようなキャラクター達が、
それもかなりの再現度でロビーを歩き回っていたりして、
現状のオンラインゲームの枠の中では、
キャラクリ要素の懐の深さではトップではないでしょうか。
さて前置きが長くなりましたが、
PSO2における私のキャラクターを紹介します。
「魔法少女マジカル☆ダンディ」です。
白髪オールバックにサングラス。
顔面には返り血。
上半身は素肌の上に黒スーツ。
そして赤いランドセルと腰に魔法のステッキです。
かわいいでしょう。
ちなみにボイスは若本規夫です。
かわいいでしょう。
可憐な魔法少女の本気モードです。
バッ!と勢いよく上着を投げ捨てます。
立派なモンモンもといバルロドス・タトゥーが見えますが、
PSO2は龍が如くを作っているセガのゲームなので問題ありません。
胸毛がセクシー。
かわいいでしょう?
ヒューンってワープ飛行しながら味方に近寄ってきて
回復魔法をかけたり攻撃力、守備力アップの支援魔法を使います。
ボイスは若本規夫なので「ぬぅお!」とか言いながら。
かわいいでしょう?
結構なパワーファイターでもあるので、
マジカルステッキを用いた撲殺という名の接近戦もこなします。
最終決戦で解禁されたファイナルフォームです。
テーマは狂い咲き任侠道。
謎の魔法少女の正体。
それは自らの組の引き起こした抗争の巻き添えで死んだ
孫娘の鎮魂のため、その子のランドセルを背負って戦い続けてきた、
一人の老いた極道でありました。
過去の過ちを認め、全てを受け入れた時。
老いた男はただ黙って褌一丁で仁王立ち。
ついでに偽りの自分を捨てるという意味でカツラも捨てました。
如何でしたか。
紛うことなきクソ記事ここに極まれり。
ふと思ったんですよ。
ブログって、この歳になってから始めると、
まるで遺言みたいにネット上に残るよなって。
私はこれまでもいくつかのゲームのファンサイトやら、
ブログやらを作っていたことがあるのですが、
一段落つくと全てを削除したくなる性分を抱えており、
今となっては何一つ残ってはおりません。
でも今更ながら思ったんです。
残しておけばよかったなって。
今でも残っているかつての知人の運営していた
懐かしのブログなんかを見直すとですね、
まるで昔の思い出のアルバムを見返しているような、
そんな気持ちになるんですね。
PSO2の前身である、2006年に発売されたPSUにて。
かつて拵えたプロトタイプとでも言うべき
魔法少女の画像がこちら。
自分だけではサルベージ不可能だった思い出の断片。
PSUは名前の文字制限が厳しくて「☆」を泣く泣く削ったんです。
PSO2になってようやく念願叶って
☆付きで正式名称をつけられたんだよなあ、とかね。
他人様から見たらなんのこっちゃという内容でしょうが、
流行りのSNSでただ日々の話題を垂れ流すのではなく、
こうやってわざわざブログに書いて残す行為は、
どこか気恥ずかしさも含んでいるのですが、
改めていいものだよなあ、なんて。
だから、任侠系魔法少女の生きてきた証を、
こうやってネットの片隅に残しておきたいと思ったんです。
お わ り