どうぶつの森プレイ日記 その10
すっかり週末ブロガーに。
もうちょっと平日に余裕がほしいのですが、
おのれコロナ!と憤りつつ、
それでも毎晩せっせと島には顔を出していました。
ところでどうぶつの森って音楽がいいですね。
てっきり子供向けなかわいい曲を想像していたんですけど、
なんかちゃんとしてるなあ、と上質な印象を持ちました。
個人的に記念セレモニーで流れる曲が好きです。
盛大なお祝いの場面だからと単純な賑やかな曲にするのではなく、
その節目を迎えるまでに重ねてきた苦労とか、
過ぎ去った日々を思い起こさせるようなしんみり感が素敵。
Dedication Ceremony - Animal Crossing: New Horizons Soundtrack
どことなく昔聴いたビル・フリーゼルのこの曲を思い出しました。
後半になって管楽器が混ざってきてからのところ。
似てる・・・似てない?
Pretty Flowers Were Made for Blooming
さて、前回のプレイ日記では友人のアレフ氏による
邪悪な企てを見事に防いだところまでを書きましたね。
くどい顔のコアラを押しつけようとする妨害を跳ね除けたんです。
当のアレフ氏のリアクションはというと
「笑いましたよ、よくあそこまで面白く書けますね^^」
というなんとも朗らかなもので肩透かしな気分。
私としては真剣に彼が恐ろしい攻撃を仕掛けてきたと思い、
手に汗握る攻防を書き切ったつもりだったのですが。
おかしい。
あれは我が島に対する攻撃ではなかった・・・?
あのコアラの引っ越しはただの偶然だったのだろうか・・・?
もやもやを抱えたまま、
移住してきた「ふくこ」さんの顔を見に行くことに。
名前からしてフクロウキャラでしょうか。
博物館のフータさんの妹のフーコちゃんはかわいい子でしたから、
これは期待できそうだぞ!
おい・・・
おかめ納豆・・・
私は、アレフ氏との勝負に勝ったのでしょうか。
それとも負けたのでしょうか。
もう何も、わからなくなりました。
日々、愉快な仲間たちが増えていく人形の間に篭もる。
インペリアルクロスの陣形を完成させて満足したのち、
それを眺めながら物思いに耽る。
私は間違っていたのかも知れない。
アレフ氏は私の大切な友人であって決して敵ではない。
引っ越しコアラ事件も私の疑心暗鬼が生んだ誤解だったのだろう。
この「どうぶつの森」というゲームに敵なんていない。
これは対戦ゲームではないのだから。
仮に他プレイヤーとの勝負を催すとしたら、
島のデザインを競う類のものだろう。
それも決して優劣をつけられるものではない。
みんな違って、みんないい。
そういうゲームなんだ。
私は人形の間を出ることにした。
自分の島を美しい島に仕上げよう。
戦うなら自分のセンスの限界と戦おうじゃないか。
後日、しもやけくんからお手紙とプレゼントが届く。
彼は私に赤いボーダー柄のシャツをくれた。
いつもありがとう、しもやけくん。
君達が毎日楽しい日々を送れる、そんな島にするからね。
早速このボーダーシャツを着た姿を見せに行こう。
しもやけくんも喜んでくれるだろう。
え?
どういう・・・こと・・・?
ちょっとなによ・・・その女・・・
こちらに背を向け慌てて乱れた服装を直してる・・・
どうしたの?
どうしたのってなによ!
私という愛人を差し置いて、
島に来たばかりのおかめ鼠を部屋に上げておいて
どうしたのとはなんなのよ!!
愚かな私はようやく悟りました。
敵は外にいるのではない。
いつだって内にいるのだと。
この島では私だけが人間。
そして彼らは動物です。
動物は人が管理しない限りは野生の獣のまま。
所詮は畜生道に生きる者たちなのです。
これまで茫洋としていた島のコンセプトが
ここにきてようやく形になりました。
人間様の手で徹底的に管理された動物達の暮らす島です。
それを実現することが私のこのゲームを遊ぶ目的となりました。
となると、まず目指すべきは島クリエイターの解禁。
三つ星評価を迎えることで一区切りとなり、
自由に島の地形をいじくれる島クリエイター機能が
解禁されると聞きました。
住人の選り好みや
島のデザインはあとで整えればいい。
島の評価を上昇させることを優先して動くことにします。
移住者を増やせば、
それだけで評価は上がるらしいと聞いたので・・・
新移住者のオリビアさん。
マイルツアー先の島で知り合ったセクシーキャットお姉さん。
セレブ系住人を集めたい自分としては
願ったりの人材だったので即勧誘しました。
漂う魔性の女感がたまりません。
彼女を巡って島民間で醜い争いが起きることを願います。
続く新移住者のオリバーさん。
こちらもマイルツアーでのスカウト。
セキュリティーポリス枠での起用です。
金でも握らせて、私にとって都合の良いように
この島の治安を守ってもらいましょう。
例のたもつの救助はあとまわし。
ラスト一枠の土地に滑り込んてきたのはレイチェルさん。
これは名前からして知的美人ですよ。
眼鏡が似合いそうです。お会いするのが楽しみだな!
ちなみに島の地形はこれです。
一番癖のなさそうなマップを選びましたが、
最初は何も考えずに建造場所を決めていたのが
今になって完全に裏目に出ましたね。
区画整理にも大金が必要なので、
これもまた島クリエイター待ちの状態です。
管理都市構想の下敷きとして下層スラム地区を作る。
有刺鉄線で囲まれた劣悪な生活環境のエリア。
とりあえず住人は全員ここに押し込め、
お気に入りの住人だけは川向こうの中層エリアに移す予定。
スラムでの苦しい生活から抜け出したいかね?
ならば島主である私に気に入られるように心掛けたまえ。
そんなノリです。
上層エリア?
もちろんそこには私の家がありますよ。
しずえさんに「花が足りねーんだよ!」と説教されたので植える。
無人島で集めてきたやつをものすごい雑に植えまくる。
どうせあとで植え直すからこれでいいんです。
果樹も雑に植えまくる。
完全に視界不良ですが今は評価があがればそれでヨシ!
ちなみにアレフ氏の島から盗んできたモモを使ってます。
野外家具も雑にばら撒く。
さすがに配置場所のセンスで厳密な採点を
行うことは不可能だろうという判断。
設置しただけ評価のパーセンテージがあがるに違いない。
たぶん。
そうして雑な努力を雑に積み重ねた結果・・・
ヤッター!
雑なやっつけ仕事だったけど、ヤッター!
これで目標であるとたけけさんのライブが実現できそうです。
まあ私はとたけけさんをよく知らないんですが。
これで島クリエイターが使えるように・・・
え、ライブは明日?
明日にならないとダメ?
そうですか。
おまけ
昔、学校とかで見かけた懐かしい光景ですね。
対人の距離感を意識せずグイグイ押してくる体育会系陽キャと、
苦手な物は弱腰ながら全力で避け続ける陰キャ。
決して交わることなく空気だけが悪くなっていく地獄の図です。
とりあえすしもやけくんを助けてから、
筋トレ鼠はまた虫取り網で頭をぶっ叩いておきました。
私も陰キャですから。
そんなハムスケですが、ゆきみさんと並ぶとかわいい。
ちょっと胸がキュンッてなりましたね。
ハムスケの分際で。
やっぱりハムスケだった。
もう一度、虫取り網で頭をぶっ叩いておきました。