FF11の思い出 その2

髭のおっさんを作り、人間族が多く住むという

近代的なバストゥークという国を所属先に選んだ私。

 

ディアブロでは外人の裏切りという苦汁をなめ

ウルティマ(の話題)でMMOの楽しさと怖さに精通している私です。

その辺のケツの青い素人とは違う、まさにオンラインゲームの玄人。

そんな玄人の私がFF11というゲームで最初にしたこと、それは。

 

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FINAL FANTASY XI

街中で最初に目にした人に反射的に挨拶をしました。

 

「こんにちは!」

 

って。

爽やかでしょ?

挨拶は大事ですからね。

ソフトキーボードで苦労してポチポチ入力してね。

苦労する分、挨拶には心が込もってますよ。

 

でもそいつね、ただのNPCだったんですけどね。

 

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今となっては見る影もなく爛れきっておりますが、

私にもそんな青臭い失敗をやらかす時代があったんです。

 

本来、ゲームのプレイ日記的なものを書き起こす場合、

潤沢に用意されたスクリーンショットを絡めながら、

思い出話や面白エピソードなんぞを綴っていくものですが、

何分、大昔のゲームだけにスクショなんて一枚も残ってません。

 

スクショどころか当時を思い出そうにも記憶すら曖昧で、 

画像検索で出てきたバストゥークの街並みを眺めては

ああ、こんな感じだったかも!とか言ってるぐらいです。

 

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当時の自分は何をしていましたっけ。

確か一番卑しそう、汚いことをやれそうという理由から

初期ジョブはシーフ(盗賊)を選んだ気がします。

 

先手で寝首を掻く、不意打ちで殺せ、盗まれる前に盗め。

初手シーフはこのゲームにおいて悪手以外の何物でもありませんが、

ディアブロウルティマの洗礼を受けた私にはごく自然な流れでした。

 

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しかし洋ゲーの世界と比べ、国産MMORPGであるFF11は実に平和な世界でした。

PKや盗みといった犯罪行為もシステム上不可能となれば荒れようもなく。

 

私もグスタベルグというフィールドに飛び出しては、

亀人間だの蜂だの芋虫だのを倒したり、

山の上でリアルで長時間かけてソーセージを焼くという、

常軌を逸したイベントをこなしたりと、手探り状態ながら楽しんでいました。

 

今聴いてもたまらない名曲ですね、グスタベルグは。

ここに限らず、所属国の最初のフィールドで耳にするBGMには、

誰もが強い思い入れを持っているのではないでしょうか。

 


Final Fantasy XI OST - Gustaberg